退職のお礼状の例文
退職の礼状の書き方
最近は定年退職以外の中途退職も多いですが、基本的にはお世話になった方々には礼状を出すようにしましょう。
退職の礼状の形式は大体次のような流れになっています。
1.頭語 時候の挨拶
(退職の報告)
退社した職場以外のところに礼状を出す場合は最初に退職の報告をしましょう。
2.お礼の言葉
退職に際し宴会を開いてもらった場合や退職祝をもらった場合は、まずそれらについてのお礼を言いましょう。そして次にこれまでの在職期間中にお世話になったことに対するお礼の言葉を言いましょう。
3.これからについて
定年退職をした人は第二の人生の過ごし方について、実家を継いだ方や脱サラして起業をした方はそのことについて一言書くといいでしょう。転職された方は同業の場合「これからは○○でがんばります」とは言い難いかもしれないので省いても構わないと思います。
4.結びの言葉
退職の礼状の例文
謹啓 春陽の候、皆様方ににおかれましては御壮健にてご活躍の段、慶賀の至りに存じます。
さて、この度三月三十一日をもちまして○○株式会社を退職いたしました。
三十八年という長い間、大過なく勤めてこれたのはひとえに皆様方の温かいご厚情とご指導の賜と心から厚く御礼申し上げます。
光陰矢の如しと申しますが、これまでの人生は長かったようで短かったようにも存じます。これからは田舎に帰り少しゆっくりと晴耕雨読の生活をしようと考えております。
末筆になりましたが皆様方のご壮健とご多幸をお祈りいたしまして所管ながら退職の挨拶とさせていただきます。
敬白