教育実習の礼状の文例

教育実習の礼状について

教育実習でお世話になった先生への礼状は基本的に

・教育実習で受け持ったクラスの担任の先生

・教科担当の先生

・教育実習に伺った学校の校長先生

の3人の方に出すことになります。ただ、教科担当の先生を担任の先生が兼任していることも多いので、その場合は2通で構いません。封筒は基本的に一つにまとめずに人数分用意しましょう。もちろん内容は一人ひとりアレンジして書いたほうがいいです。

教育実習の礼状の書き方

教育実習以外の実習でも基本的には書き方は変わらないと思いますが基本的な形式は次のようになります。

1.頭語 時候の挨拶

生徒に出す場合は必要ありませんがそれ以外の場合は当然必要です。

2.実習期間中お世話になったことに対するお礼

また、特に担任の先生、実習担当の先生には色々と迷惑をかけることもあったでしょうからお詫びの言葉を一言入れてもいいと思います。

3.教育実習の感想

クラス担任の先生ならクラスの生徒に対する感想、教科担当の先生なら授業に対する感想、校長先生には学校に対する感想など、完全に使い分ける必要はありません(というより完全に使い分けると少しおかしな印象を与えそうですが)が、それぞれの先生宛に礼状の内容を書き分ける際の参考にするといいでしょう。例えば校長先生への礼状には「2年A組の生徒は~」というよりは「○○学校の生徒は~」といったほうがいいでしょうね。

4.これからについて

簡単に言えば『この実習で得たことを生かして立派な教師になります。』という感じのことを書きましょう。

5.結びの言葉

教育実習の礼状の例文

拝啓 長かった梅雨もようやく終わり、さわやかな季節になりましたが沢永先生にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

 過日の教育実習では大変お世話になり誠にありがとうございました。二週間という教育実習の期間を無事やり遂げることができたのは沢永先生を始め諸先生方のご指導、ご助言のおかげです。

 実習期間中は多くの迷惑をかけたとは存じますが、直接生徒たちに触れ、教鞭をとることで大学では得ることのできないたくさんのことを学ばせて頂きました。

 特に総合の授業では生徒たちと協力してディベートを行うことによって、生徒たちの考え方を知ることができ、教師に一歩近づけたという実感を得ることができました。これも総合の授業の裁量を任せてくださった沢永先生のおかげです。

今後は今回の実習の経験を生かし、立派な講師を目指したいと存じます。

末筆になりましたが皆様方のご健勝と○○中学校のますますのご発展をお祈り申し上げます。

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